阿部定事件【漫画】尼港の惨劇のネタバレと結末(安武わたる)

阿部定事件~ふたりの女~

こんにちは!

今回は安武わたる先生の『阿部定事件2話:尼港の女』をご紹介します!

この作品は1920年(大正9年)にロシアの日本人居留区で起きた日本人無差別大虐殺(尼港事件)に基づいて描かれた物語です。

本当にあった驚愕の事件や史実をベースにした壮絶な女の人生劇全3話・・・

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阿部定事件1話:ふたりの女のネタバレ!

阿部定事件【漫画】ふたりの女のネタバレと無料試し読み(安武わたる)

2017.06.23

 

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【阿部定事件:2話】尼港の女のあらすじ

 

この物語の舞台である1920年当時のニコライエフスク(尼港)は漁業・林業、毛皮や金鉱産業などが盛んでロシア人、中国人、朝鮮人とおよそ7百人の日本人が住んでいた。

 

1917年に起こったロシア革命の進展にともなって尼港の治安は悪くなり、白昼でも強盗やピストル殺人が頻繁に起こっていた。

 

1918年からは尼港にも赤軍が進駐し、ソビエト政権が成立・・・

 

ロシア革命で皇帝が倒されて内乱状態になったこの国で日本人居留民の唯一の頼りは3百人余りの日本陸軍守備隊であった。

 

しかし、1920(大正9)年3月から5月にかけてロシアのトリャピーチン率いる、ロシア人、朝鮮人、中国人の4000名から成る、革命派の共産パルチザンによって尼港事件(日本人居留民の無差別大虐殺)が引き起こされてしまう・・・

 

当時の尼港には90人もの「おろしや女郎」(ロシアで出稼ぎの女郎)が働いていたといわれ、この物語は共産パルチザンの司令官に翻弄され、尼港事件で地獄のような最期を迎えた女郎・小崎カヨの悲惨な人生が描かれています。

 

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【阿部定事件:2話】尼港の女のネタバレと結末は?

 

尼港のおろしや女郎・カヨとヤコフ

 

1919(大正8)年10月――

 

尼港(ニコライフスク)で働く女郎・小崎カヨ(こさきカヨ)は外出先で仲間からはぐれ、日本人のチンピラどもに絡まれていた・・・

 

「目障りなんだよオマエラ、さっさとやっちまえ!」

 

そこへ、チュイーンと一発の銃声がし、チンピラの一人の頬をかすめた!

 

ふり返ると一人のロシア人の男が立っていた・・・

 

「つまらん真似をするな、俺の目の前で」

 

ビビりあがったチンピラどもはしっぽを巻いて逃げていく・・・

 

カヨは助けてくれたロシア人の男と一緒に女郎屋に戻ったが、女将は何か厄介ごとに巻き込まれているのかと心配していた。

 

助けてくれたことへのお礼の気持ちでカヨは自分の体と日本酒でロシア人をもてなした。

 

その青い目をしたロシア人はヤコフと名乗り、花代はいらないと言うのに「砂金」で支払いをした。

 

革命によって紙幣は紙くず同然になっていたので女将にとって砂金はとってもありがたかった。

 

ヤコフは自分の仕事を砂金掘りだといって去って行く・・・

 

カヨの働いている女郎屋は現地の日本人向けに営業をしていて、客の多くは駐屯兵だった。

 

戻ってきたヤコフ

 

数日後、ヤコフはカヨへの手土産を持参して女郎屋へ戻ってきた。

 

今回はカヨを街のガイドとして借り出したいと言う。

 

カヨは日本領事館や市民倶楽部会館など日本人居留地をロシア語で案内しながら自分の身の上話もした。

 

お金を稼いで故郷へ送るため15の時に大陸へ渡りもう5年・・・

 

ヤコフはカヨのロシア語を上手だと褒め、話を興味深く聞いてくれた。

 

その後、ヤコフは何度もカヨを誘い出すのだった・・・

 

ある日カヨが街案内の中、いつか赤軍が攻めてくるのではないかと心配したが、ヤコフは赤軍は弱い者の味方で世の中をよくするために戦ってるから大丈夫だと答えた。

 

「そしたら私もこんな仕事せんでもよくなるんでしょうか…」

 

二人はまるで恋人同士のようだったが、そこへ駐屯兵達がやってきた。

 

山本少尉はカヨに「大和撫子たるもの外国人に媚びを売るのではない!」と注意をし、兵舎に遊びにくるようにと誘ったが・・・

 

それを見ていたヤコフは少尉の顔に強烈なパンチを一撃し、銃を撃って脅すのだった!!

 

兵隊たちを懲らしめた後、ヤコフは「カヨ、また会おう!」と言って去って行った・・・

 

赤軍の進攻

 

それ以来、ヤコフは姿を現すことはなかった。

 

やがてシベリアの短い秋が終わり、7カ月も雪と氷に閉ざされた零下20℃の長い冬が・・・

 

しかし、そのタイミングを狙って4千もの兵士を従えた赤軍が進行してきた!

 

おびえたロシアの市議会は戦わずして町を明け渡した。

 

赤軍は征服した町で暴利と残虐の極みだった・・・

 

赤軍の司令官の名はトリャビーチン、情け知らずで知られる若干23歳の若者だった。

 

そんな中、カヨのもとへ赤軍本部からの迎えがきた!!

 

カヨが赤軍本部へ連行されると、そこでは司令官がカヨのことを待っていた・・・

 

司令官・トリャビーチンとは…なんとヤコフのことたっだ!

 

涙を流して再会を喜ぶカヨ・・・

 

「もういろんな男に抱かれなくていい」

 

カヨはこれから赤軍本部でトリャビーチンの身の回りの世話をすることになった。

 

「ずっと側にいられる」

 

尼港の惨劇の始まり

 

赤軍本部でトリャビーチンの世話をする毎日は、カヨにとってまるで新婚生活のようだった・・・

 

トリャビーチンはカヨに資本家から没収した贅沢な装飾品をプレゼントした。

 

一方、街では連合赤軍の兵士が我が我がもの顔で駆け回って暴虐と略奪の嵐・・・

 

外では針金でくくられたロシアの資本や兵士、その家族が連行されていた。

 

女や子供も容赦なく毎日のように処刑された。

 

トリャビーチンは幼児でも記憶が残り、いつかは復讐しにくるので子供も処刑しなくてはならないのだとカヨに説明した。

 

ある日、カヨは処刑され道端に横たわっているロシア人の中年女性の姿を見た。

 

彼女はかつて女郎屋に野菜を卸していた気のいい八百屋のおばさんだった・・・

 

この人たちのどこが「敵」なのか?

 

逃げ出すカヨと最悪の結末

 

もうここにはいられないとカヨは赤軍本部から脱出した・・・

 

しかし、街へ帰るとそこは廃墟と化していた。

 

遊女の仲間たちからは裏切者扱いされる。

 

日本人の街には赤軍の手下になった中国人や朝鮮人が乗り込んできて乱暴や略奪の極みだったらしい。

 

女将はどうかウチを守ってくれるよう司令官に頼んでくれないかとカヨに懇願するが・・・

 

カヨはそれが無理なことを承知していた。

 

「革命」はもはや単なる虐殺と化し、なぶり殺しされるのを恐れ自決する者も多数いた。

 

そして、日本の民間人が受けた虐殺史上最悪の結末へと・・・

 

【阿部定事件:2話】尼港の女の感想

 

尼港事件で廃墟となったニコラエフスク

《パルチザンによって廃墟と化した尼港-Wikipediaより引用》

尼港事件はどの日本の歴史の教科書にも載せられていないので、その存在自体を知らない方が多いと思います。

パルチザンが引き起こしたこんな大規模な日本人虐殺事件が、今まで白日の下にさらされることがなかったのが不思議です。

パルチザンは日本人を襲撃する前、たったひと晩でロシア人とユダヤ人の約2500人を虐殺したそうです。

もしパルチザンが海を渡って樺太や北海道にまでやって来ていたらどんなことになっていたでしょうか?

この漫画は歴史的な虐殺事件をひとりの遊女の視点を通して描いていますが、いつの時代でも戦争や革命が起こると罪のない女性や子供たちが被害者となってしまうのは悲しいことです・・・

 

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