【中国誘拐村】漫画ネタバレ「おじろく、おばさ」凄惨な因習とは?

中国誘拐村漫画

こんにちは!

今回は、安武わたる先生の「ストーリーな女たち」シリーズ新作『中国誘拐村~世界の因習~第1話:おじろく、おばさ』のネタバレです。

明治時代の長野県山奥の貧しい村で実在した忌まわしい風習とは?

日本と中国のドロドロで凄惨な歴史的因習を描いた全4話・・・・

  • おじろく、おばさ
  • 中国誘拐村
  • 常盤御前(ときわごぜん)
  • 鬼子母神(きしもじん)

 

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中国誘拐村「おじろく、おばさ」のあらすじ

 

明治39年長野県にて・・・

 

中原比奈子(18)が東京から鉄道で半日、馬車で半日、さらに馬にゆられて半日かかって到着したのは貧しい山奥の村だった。

 

東京の裕福な家庭の4女として生まれた比奈子は、帝国陸軍大佐の父親に結婚相手を決められ長野の山奥に嫁いで来た。

 

その相手は戦場の203高地で父親の命を救った一兵卒の男・杉浦栄吉(24)・・・

 

父・源之亟(げんのじょう)は、お返しに軍で出世させようとしたが、栄吉は無欲にも・・・

 

「オラは元々百姓の身、故郷へ戻って後を継いで父母に孝行したく存じます」

 

…と出世の申し出を断ったのだ。

 

そのため、源之亟は自分の娘を栄吉の嫁にして恩返ししようと決めた。

 

「比奈子、女学校を辞めて嫁げ!」

 

母が亡くなって以来、中原家では父が専制君主で誰も逆らえる者はいなかった・・・

 

祝言(しゅうげん)の日、村人は新郎の杉浦栄吉を日露戦争の英雄だと称えた。

 

その時、比奈子が乗っていた馬が突然跳ね落馬しそうになったが、武郎(たけお)という男がとっさに支えて大事には至らなかった。

 

しかし、栄吉は「汚え手でオラん嫁に触れるな!」と武郎に殴りかかる。

 

比奈子を助けたはずの武郎は栄吉に「すまんこって…」と謝った。

 

周りの村人は、「おじろくが目立つことを…引っ込んでろや」と罵声を浴びせる。

 

比奈子には「おじろく」という言葉の意味が分からなかったが、たぶん使用人だろうと思った。

 

初夜を迎えた比奈子は「ふつつか者にございますが、ご恩に報いるよう…」と丁重なあいさつから始めたが・・・

 

栄吉は固いあいさつはもうエエと言って、比奈子の体にいきなり貪りついた。

 

「おめえにたっぷり男の味教えたる」

 

比奈子はたちまち栄吉に対する嫌悪感でいっぱいになった。

 

姑も舅(しゅうと)も比奈子が持参した手土産にいやしくタカってきた・・・

 

舅は栄吉に初夜はどうだったかとイヤラシそうに聞く。

 

「そりゃもう村の女とは違うわ、色白で肌つやもええしまっさら…」

 

その時、武郎が「オヤジ!兄サ!カツじいの容態が急に悪くなった」と伝えに来た。

 

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中国誘拐村「おじろく、おばさ」のネタバレ結末は?

 

長野県の山奥

 

カツじいとヨネばあ

 

粗末なむしろが敷かれた小屋でカツじいは苦しそうに寝込んでいた・・・

 

栄吉はカツじいと付き添いのヨネばあはオヤジの兄弟で、武郎は自分の弟だと比奈子に教えた。

 

カツじいとヨネばあ、武郎の三人は「おじろく、おばさ」と呼ばれ医者や薬を与えられることもなく、まるで奴隷のように扱われていた。

 

比奈子は「カツじいを早く母屋に連れてって」と栄吉に懇願するが受け入れてもらえない。

 

栄吉が怒鳴るたびにヨネばあは「ぶたねェでけろ、ぶたねェでけろ」といってビクビクと身をすくめた。

 

しばらくするとカツじいは息を引き取った。

 

カツじいにはお坊さんも呼んでもらえず、亡骸は墓地の片隅に掘られた穴に埋められただけだった・・・

 

おじろく、おばさの因習とは?

 

「おじろく、おばさ」とは、長野県のある貧しい村で実在した凄惨な因習である。

 

山岳地帯にある村は平地が極端に少なく耕地面積が狭いので、産めよ増やせよで人口が増加してしまうとたちまち飢餓におちいってしまう…。

 

そこで生き残るために村人たちが考えた風習が、長男以外の子供はみんな跡取りに仕える使用人、男は「おじろく」、女は「おばさ」になる事であった。

 

人口抑制のために彼らは一生結婚することも許されず、もし結婚したいのであれば養子や嫁として他家に引き取ってもらうしかなく、大半は一生処女と童貞のままで終わった。

 

もちろん、お祭りごとにも参加できず、世間との交流も許されない。

 

戸籍への記載も「厄介」と書かれ、家族とは見なされず、死ぬまで無償の使用人として働く「家畜」の様な存在だった。

 

しかし、「おじろく、おばさ」は言いつけられたことに反抗することもなかった・・・

 

比奈子と堕落した家族

 

栄一から「おじろく、おばさ」について聞かされた比奈子は「まるで奴隷じゃありませんか!」と喰いついたが・・・

 

「都会のモンが知った風なこと抜かすな!」

 

「こうでもしない限り貧しい村では暮らしていけねェんだ!」と栄吉は比奈子にビンタを喰らわせた。

 

一方、武郎は木の枝を削ったものをカツじいの位牌代わりにしろとヨネばあに渡し供養した。

 

比奈子は、カツじいの供養のためにと内緒で線香を持参し焼香したが、武郎は匂いでバレといってサッと手で線香を揉み消した。

 

小屋の中で火を使うのはご法度だったが、武郎は「ありがてぇ」と比奈子に感謝した。

 

比奈子は、「おじろく、おばさ」たちのことを気の毒に思い手料理を差し入れした。

 

日頃食べらないものを食べれて大喜びする武郎、ヨネばあは「もう正月になったんか?」と勘違いする始末・・・

 

武郎は比奈子がなんで自分たちにこんなに親切にしてくるるのかが不思議に思えたが・・・

 

突然、栄吉が小屋に入ってきて「勝手にしやがって」とお膳を足で蹴ってひっくり返してしまう。

 

今回の件で栄吉は比奈子にひどい暴力を振るい、比奈子はこんな夫が戦場で人の命を救うような勇士にはとても思えなかった。

 

また、栄吉も家族も裕福な比奈子の家をあてにして仕事もせず、オヤジは女遊び、息子はバクチに狂い嫁の持参金を使いまくっていった。

 

畑仕事をするのはもはや比奈子とおじろく、おばさだけだった・・・

 

比奈子と武郎の会話

 

栄吉たちが仕事をしなくなった分、監視の目がなくなり比奈子たちは気楽に話すことが出来た。

 

武郎は野良仕事がこんなに楽しく感じるのは初めてだと言う。

 

武郎は「おじろく」については貧しさのせいだから仕方がないと思っていたが・・・

 

豊かになりさえすればこんな仕組みはなくなるに違いないと信じていた。

 

それを聞いた比奈子は、お金が入っても栄吉たちは自分の贅沢にしか使ってないことに憤りを覚えた。

 

「もし自由になったらどうしたいですか?」と比奈子は武郎に聞く。

 

「惚れたおなごと所帯をもって、死ぬまで一緒に暮らしてェ」

 

普通の人が当たり前にしている暮らしを夢見ている武郎に比奈子は涙した。

 

そして、二人が顔を近づけ見つめ合っていると遠くから栄吉の母親の声が聞こえてきた・・・

 

「おじろく、おばさ」の壮絶結末は?

 

村長が取っている新聞に比奈子の父親が大規模な株式詐欺に遭ったことが書かれていたのだ。

 

同時に東京から比奈子宛に手紙が届き、父親が脳いっ血で亡くなったという知らせが・・・

 

中原家は財産をだまし取られ、家屋敷も人手に渡ってしまうことになってしまう。

 

中原家をアテにして畑仕事もロクにしなくなった栄一の家族は逆切れして比奈子を責め立てた。

 

「おめェのせいだ!おめェの…」と栄吉の母親は比奈子の首を絞めた。

 

比奈子が倒れ意識がもうろうとしている間、栄吉の話し声がかすかに聞こえた・・・

 

栄吉には戦場で中原大佐の命を救おうという気持ちなど毛頭もなく、ただ弾除けとして大佐をかついで逃げていたら運よく二人とも助かっただけのことだった。

 

つまり、栄吉は大佐の勘違いを利用しただけ。

 

金づるではなくなった比奈子は女郎屋に売られることに・・・

 

栄吉は抱き納めだといって、武郎たちの目の前で比奈子の体を貪る。

 

ことが終了すると、次はオヤジの番、「待たせたな、オヤジ」といって栄吉は小屋を出て行った。

 

オヤジのモノはすぐに元気になった・・・

 

「親孝行な息子だべ…」

 

「おう、たまらん!」

 

しかし、オヤジが比奈子を貪っていると突然、首にカマが・・・

 

ヨネばあが「やめてけれ兄さ…」とカマで栄吉のオヤジの首をかき切ったのだ!

 

ヨネばあは自分の命を投げやって比奈子を助けた。

 

こうなってしまったら比奈子と武郎は逃げるしかなかった・・・

 

それに気づいた栄吉は戦争で使用したサーベルとライフルを持って二人を追いかけてくる。

 

比奈子と武郎の二人はラスト結末で逃げ切ることができるのか?

 

中国誘拐村「おじろく、おばさ」の感想

 

この漫画を読むまではこの「おじろく、おばさ」という言葉を聞いたことがありませんでした。

 

気になって調べてみると、長野県の南部にある神原村(現在は天龍村)でかつて実在した因習だということです。

 

その歴史は長く16~17世紀頃から数百年も続きましたが、明治維新以降から急速に減少し昭和40年代にはわずか3人の「おじろく、おばさ」の生き残りが確認されたそうです。

 

彼らに共通する性質で特筆すべきことは、他人の語りかけにはほとんど反応せず、夢も希望もないが、言いつけられたことに対しては従順に不平もなく従ったという事です。

 

「おじろく、おばさ」の人々は、長年の因習によって人格障害を起こしてしまったと考えられますよね。

 

現在では児童福祉法に反し、虐待として扱われるので完全アウトな世界ですよこれ!

 

しかし、同じ人間でも置かれる環境によって、こんな風になってしまうのかと考えると本当に恐ろしいことですね・・・

 

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