【ひめゆりの歌が聞こえる-子供のためなら】ネタバレ!ヨイトマケの唄が泣ける

ひめゆりの歌が聞こえる~女の戦争哀史~

こんにちは!

今回は『ひめゆりの歌が聞こえる~子供のためなら「ヨイトマケの唄」より』のネタバレと感想です。

戦後の焼け野原から復興して日本が急速に発展し続けていた時代、女手ひとつで娘を育てたヨイトマケ女の愛憎人生!

『ひめゆりの歌が聞こえる~女の戦争哀史から』は戦中、戦後を生きた女たちの壮絶な物語全4話を収録・・・

  1. ひめゆりの歌が聞こえる
  2. 敦化(とんか)事件
  3. 兵隊女房
  4. 子供のためなら「ヨイトマケの唄」より

 

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ひめゆりの歌が聞こえる~子供のためならのあらすじ

 

昭和27年の東京

 

昭和27(1952)年東京――

 

その日、下村トモ代はひとり娘・淳子の授業参観日に来ていた・・・

 

「淳子~~~答えわかってんだろう?」

 

「手をお挙げよほら!」

 

先生!下村淳子お忘れなく――!」

 

教室の生徒たちは一斉に笑った!!

 

淳子は算数の教科書をにらみながら恥ずかしそうに赤面した。

 

放課後、淳子は「知らない! 母ちゃんなんか」とふてくされながら母親と離れて帰った・・・

 

「だってさ母ちゃん淳子のできるとこ見たかったんだもの―っ」

 

淳子のクラスの男子たちは「淳子のかあちゃんケバ女――っ」とバカにした。

 

トモ代は学校から直で仕事場の店へと向かった。

 

トモ代は生計を立てるために居酒屋の「ぽん太」という店に勤めていた。

 

そこでトモ代は、女将さんから「あんたねぇもちっと料理の腕上げてよ」とよく叱られていた。

 

料理の腕前に関しては死んだ亭主からもよく怒られていたようである・・・

 

7年前に戦争が終わった時、トモ代は戦災で親たちも家も失くしていた。

 

兵隊に取られた亭主はなんとか生きて帰ってきたが、すっかり体を弱らせて2年前に死亡・・・

 

結局トモ代に残されたものは3つになる淳子だけだった。

 

「アタシの生きがいは娘なんだ」

 

ひめゆりの歌が聞こえる~子供のためならのネタバレ結末は?

 

「ぽん太」でのお勤めは?

 

トモ代はそれから淳子を抱えて必死に働き、この店で雇ってもらえるようになってからは少しは楽になったが・・・

 

夫に似て頭のいい淳子をなんとか大学まで行かせてやりたいと思っていた。

 

この店には渡辺という常連客がいたが、お酒を飲んだ後トモ代と二人でどこかへと消えていった・・・

 

「じゃおかみさんちょっと・・・」

 

「はいよ」

 

ああ~ん

 

「まだ若ェ体してんなトモちゃん」

 

「娘に服でも買ってやんな」

 

「うれしいナベさんっさすが太っ腹だわ」

 

部屋ではそんなやり取りがおこなわれていた。

 

「ぽん太」に勤めてしばらくした時・・・

 

女将からトモ代にあるお願い事があった。

 

常連のお客さんがどうしてもトモ代と寝たいというので助けてくれというのである。

 

「払いのいい常連さんは逃がしたくはないんだ」

 

「あんただってずっとウチに勤めていたいんだろ?」

 

しかたない・・・

 

女なんて弱いもの

 

こうでもしなきゃ子供を抱えて暮らしちゃいけない

 

娘を飢えさせないためなんだ・・・

 

「おかみさんお使いいってきましたァ」

 

「ああご苦労さま」

 

トモ代は何事もなかったように店へ戻ってきた。

 

するとまた別の常連客が・・・

 

「あらいらっしゃい山本さん」

 

その客とトモ代はまた同じやり取りを・・・

 

家へ帰る頃にはトモ代はもう酒でベロベロな状態だった。

 

「淳子、明日の土曜日さァ学校帰りに小島屋服店にいこう」

 

「ひっく」

 

「お客さんにもらったチップがあるんだ」

 

「ひっく」・・・

 

淳子はそんな母親の介抱を深夜にもかかわらずさせられた。

 

朝になると淳子は二日酔いでまだグーグー寝ている母親を横目に自分で朝食を作って学校へ行った。

 

ヨイトマケの唄

 

ヨイトマケ

 

学校帰りに服を買い、トモ代はそれがちょっと自分には派手だったかなと後悔していたが、その時、淳子が何かにボヤっと見とれていることに気がついた。

 

「何見てんだい」

 

エンヤコーラードスッ

 

エンヤコーラァドスン

 

「ああ*ヨイトマケか」

 

「大変だね真っ黒になっちゃって」

 

*「ヨイトマケ」とは、当時建設機械が普及していなかった時代の土木作業員の通称で、地固めをする作業で重量のある槌(つち)を数人がかりで滑車で引っ張るときの「ヨイっと巻け」のかけ声が語源だと言われている。

 

よく見れば土木作業員の中には案外若い女もいた。

 

トモ代はそれを見て「もっと割のいい仕事があるだろうに」とちょっとした憐れみを感じた。

 

その作業員の女が休憩を取っているときに小さな息子が微笑みながらお弁当を持ってきていた。

 

淳子はそれを見て「いいな…」とつぶやいていた・・・

 

渡辺がトモ代の家の前に?

 

二人が家へ帰ると家の前でなぜか常連客の渡辺が待っていた。

 

渡辺はトモ代が店に行く前に二人で会いたがっている様子。

 

家まで来た渡辺にトモ代は少し驚き、近所の人もそれをジロジロ見ている。

 

「勉強できるんだってなぁ」と頭を撫でてくる渡辺を淳子は睨みつけると家の中へ走って入って戸をピシャッと閉めた。

 

「なんて態度だい失礼じゃないか」

 

淳子は家に入ると渡辺のお金で買ってもらったブラウスを床に叩きつけた。

 

渡辺はトモ代を抱きながら、母子で住める一軒家を用意していることを話した。

 

「ポン太辞めてオレの世話になれよ」

 

渡辺は淳子もまとめて面倒見て大学にも行かしてやるという。

 

トモ代は渡辺のことは好きでも嫌いでもなかったが、「好きよぅナベさん、大好き…」と何度も言った。

 

このことは「ポン太」にはまだ内緒で・・・

 

トモ代は早速、淳子に今度一軒家に引っ越せることを話した。

 

淳子は、「あのおじさんと再婚するの?」と聞いたが、トモ代は「あっちにゃ奥さんがいるからねェ」と平気な顔をして答えた。

 

近所では「あの若後家、ここんとこ男の出入りがやけに大っぴらじゃないか」と噂になっていた。

 

渡辺がトモ代の家に来るとき淳子は「外で遊んどいで」と家から出されていた。

 

一方でトモ代たちの引っ越しの準備はほとんど整っていた。

 

トモ代は渡辺を「あたしら母子の恩人だよ」と感謝していたが・・・

 

ある時、突然渡辺の奥さんがトモ代の家を訪ねてきた!

 

「あんた何よ この女はッ」

 

「店の金まで持ち出してッ」

 

渡辺の奥さんは本当におっかなかった・・・

 

しかし、渡辺にはトモ代を手放す気はまだない様子であった。

 

トモ代はそのうち奥さんと別れてくれて自分と結婚してくれることを期待した。

 

淳子のイジメに遭遇するトモ代

 

ある日、買い物の帰り道にトモ代は淳子が同級生にスカートを脱がされてイジメられているところに遭遇した。

 

その日に買った包丁を振りかざして「おまえら、うちの娘に何してるっ」とイジメッ子達を追い払った!

 

「淳子!! 大丈夫かい!? ヘンなことされなかったかい!?」

 

すると淳子は・・・

 

「ヘンなことって何?」

 

「おじさんが母ちゃんにしてるようなこと?」

 

「みんな知ってる 母ちゃんがどうやってお金稼いでいるか」

 

「母ちゃんなんて死ねばいいんだッ」

 

淳子がイジメられていた原因はすべて母親がお金を稼ぐためにしていることが原因であった。

 

淳子は「わあああああっ」と叫びながら母親から走り去っていった!

 

運悪くそこに自動車がきて・・・淳子をはねてしまう!

 

幸い軽い脳震盪だけで大きなケガはなかった。

 

車を運転していたのは、銀座で画廊を経営している加東夫妻だった。

 

トモ代は淳子が自分のことを憎んでいることを知りショックだった。

 

何もかもが自分のせいだったことも・・・

 

トモ代は突然、加東の奥さんにすがりついてあるお願いをした。

 

「どうかあの娘をもらってやってください」

 

あたしといると、あの子不幸になっちまうんです」

 

トモ代は「お願いします」といって何度も土下座して頭を下げた・・・

 

縁があってか、加藤夫妻は喜んで淳子を引き取ってくれた。

 

昭和40年のトモ代と淳子の結末は?

 

エンヤ―コーラ

 

エンヤ―コーラ

 

ビルの建築現場の一画でヨイトマケの唄が聞こえる・・・

 

ヨイトマケの作業員の中にはなんとトモ代が!?

 

休憩時間になってヨイトマケの女たちは・・・

 

最近はヨイトマケも減ってきたのでそろそろ別の仕事を見つけようかなどと雑談をしていた。

 

トモ代は働くだけ働いて、人付き合いもせずひたすらお金をためて現金書留にして誰かに送っているらしい・・・

 

周りの女たちは「誰に貢いでんだか」とうわさ話をしていたが、

 

「あたしにゃ”生きがい”があるんだから」

 

とトモ代はそんなうわさ話を気にも留めなかった・・・

 

トモ代は仕事を終えると、遠くから二人の人影が近づいてくるのに気がついた。

 

二人の人影とは?

 

物語のラストは感動のクライマックスを迎える・・・

 

ひめゆりの歌が聞こえる~子供のためならの感想

 

この『子供のためなら』は他の3話と違って戦時中の過酷な環境ではありませんが、戦争で家族や夫を失いその傷跡ために女性たちが大変苦労した時代だった言われています。

 

この物語のサブタイトルにもある「ヨイトマケの唄」は美輪明宏さんが自身で作詞作曲して歌った1966年のヒット曲です。

 

この漫画を読んだ後、サブタイトルの曲が気になってYoutubeでさっそく聞いてみましたが、魂が込められた壮絶な歌声と当時のリアルな歌詞にホントぶっ飛んでしまいました・・・

 

唄の歌詞の主人公は母親と息子ですが、この漫画では母親と娘に設定されていますよね。

 

子供のためならどんなことにも耐えて、またそれが生きがいになる…まさに「大和なでしこの鏡」

 

この漫画を読んだ後に「ヨイトマケの唄」を聞くと感動も倍増です!!

 

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